Moneyforward ME 便利な使い方(1)

グループ設定

Moneyforward MEでは、様々な口座等と連携させることができ、特にプレミアムユーザーは、ありとあらゆる資産を登録できる。その点は後に述べるとして、多くの資産を登録すると、全体資産ではなく、そのうちの特定の資産のみの現状や推移を一覧したいということもある。

私の場合、暗号資産(BTC, ETH, XRP, IOST)を保有しているが、購入からかなりの含み益が出ており日々の変動も大きい。
また、節税目的で小規模中小企業共済に加入しており、それはすぐに使える流動性のある資産ではない。塩漬けにしている一括払いの生命保険も同様。

これらも含む資産全体を見ると、日々の変動が大きかったり、実際に現時点で使える資産が大きいかのような錯覚をしてしまい気が大きくなってしまうかもしれない。
そういうのを含まない資産が一覧できた方が、現実を把握しやすい。

また、預貯金ではなく、金融商品に投資しているものは、それだけの資産状況や推移を把握できることも私のニーズとしてある。

Moneyforward MEには、グループ設定機能があり、任意の口座等のみを計上対象とするグループを作ることができる。

私はAndroidユーザーだけど、iPhoneユーザーの方が多いのでiPhone画面で説明。
左のホーム画面で右上の歯車(設定)をポチっと(スマホだと一番上、以下同じ)。
中央のリストの「グループ」をポチっと。
右の「グループ選択なし」「通常」(私が作成)などを選択することで、任意のグループに切替できる。
右上の「編集」で選択したグループに含める口座等を選択できる。
下部の「グループを追加」で新たなグループを作成できる。

Androidでも同じ。
PCはレイアウト(UI)は違うけど、考え方は同じ。

私は、メインとして使っている「通常」では、全資産から以下のようなものを除いている。
・暗号資産口座
・小規模中小企業共済
・各種マイレージ、ポイント

全資産の集約 & 財布・その他保有資産口座の作成

無料版では連携数が限られているので(10件)、Moneyforward MEに集約する資産も限定することもあるかもしれない。
プレミアムユーザーは連携数の上限はないが、あらゆるサービスと連携できるわけではない。例えばPaypayは連携対象になっていない。

そこでお勧めなのが、「財布(現金管理)」「その他保有資産」を作成すること。

上のとおり、私の場合は、多数の「財布(現金管理)」口座を作成している。
Suicaなどの連携可能なものを含めてキャッシュレス決済も全て「財布(現金管理)」にしている(理由は別の機会に述べる。
さらに商品券、吉野家優待券なども作成。自身の資産で財布を作成していないのは、現金で保有している外貨(ドル、ペソ、リンギット、元など)くらい。これは、為替を調べて日本円換算するの面倒だし、少額だから。

「財布(現金管理)」の作成は、スマホアプリ、PC双方から可能。
ココをクリックして、公式サイトで確認。

「財布(現金管理)」ではない種類の資産で、連携できないものもある。
私の場合、暗号資産口座のうちSBIVC, 退職金の意味を持つ小規模中小企業共済は連携対象になっていない。そういうものも、手入力管理での口座作成が可能。

無料版のユーザーの場合、あまり動きのない口座については連携せずに、「その他保有資産」を作成し、手入力で管理するようにすれば、日常的に使用するもののみを連携することで上限の範囲内で利用できる。

間違いないと思うが、「財布(現金管理)」ではない手入力管理の「その他保有資産」はPCのみで作成でき、スマホアプリではできないはず。
ココをクリックして、公式サイトで確認。リンク先の公式サイトは「積立型の保険を管理する方法」となっているけど、暗号資産グループなど他のグループでも同じ。

キャッシュレス決済は連携しない

Paypayのように連携できないものは当然、連携できるキャッシュレス決済も連携せずに「財布(現金管理)」にしている。
いくつかの理由がある。

WAONは、最初連携させていたけど、Moneyforward MEには取引内容は計上されず、「残額」が反映されるだけだったはず(記憶頼りだが、当時はそうだったはず。現在は知らん)。マイナポイントはWAONで受け取ったので、しばらくはメインのキャッシュレス決済にしていたけど、取引が計上されないと家計が把握できない。で、連携をやめて「財布(現金)管理」へ。

Suicaは、私の場合、業務用の交通費に限定して使用している。
モバイルSuicaの場合、私の行動エリアの駅でチャージできることはなく(JR名古屋駅でもダメだった)、交通費限定利用だと駅でチャージできることが必要。そのため、モバイルではなくカード型のSuicaに戻した。モバイルSuicaでないと連携できないので、「財布(現金管理)」へ。
交通機関を利用することは多くなく(自車がメイン)、月に一度くらい履歴印字して入力すれば足りている。

連携できるできないは別として、Paypay, QuoカードPay, d払いなどのスマホ決済は、日常のちょっとした買い物目的であるが連携では取引の反映が遅い。しかも、アプリで「取引履歴」が確認できるので、取引を忘れる恐れもなく、手入力で大した手間でもない。

こういった事情から、クレカ以外のキャッシュレス決済は手入力管理に統一することにした。

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